バイク仲間もいっぱいいる東北地方、いまだ連絡のつかない人もいます。
別のバイク仲間があげた記事がとても良かったので転載したいと思います。
以下転載
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知人が防災コンサルタントだという友人が、そのアドバイスを転載していました。
自分と同じ気持ちを持った人たちが暴走しないよう、
少しでも正しい判断が広まるように。
そのアドバイスを一部ですが転載させて頂きます。
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現地に入ってのボランティアは、少なくともここ数日は現実的ではありません。
今後確実に必要になると思いますが、
現時点では受け入れる場所や現地に入るルートがなく、
何より余震や津波、原発の異常状態による被害拡大が予想され、
ボランティアの皆さんの存在が被害拡大に直結しかねないからです。
今被災地のためにできること・すべきことがあるとすれば、次の3つです。
1.救援物資を「送らない」。
救援物資を処理する人手・場所・輸送路がなく、細かいロットで送られた善意は、
意図したニーズのあるところにはほとんど届けられません。
そこに人手を割くならほかに割くのが現実です。
企業や行政が大口で送る物資以外は、
被災地にとって残念ながらありがたいものではありません。
2.義援金を送る。
日本赤十字社や放送局などが口座を開設しています。
今回の被災世帯数は多く家屋の全壊も非常に多いので、
人々の生活再建に要する費用は当然莫大です。
お金なら家屋以外にも活用できますし。
3.正しいことを周囲に伝える。
デマや主観などを込めたチェーンメールが、
残念ながら広まって混乱を招いています。
客観的事実であることが確認できない情報は流してはいけないし、
ひろめてはいけないのです。
そんなことを、被災地外の者は特に認識する必要があります。
正しい情報源を共有するのもいいかもしれません。(私は自分の業務サイトに
明日以降順次リンク集を作っていくつもりです。被災地の皆さんに関係ありそうな
情報源があったら教えてね。)
1や2、当分はその前に書いたことも含めて、正しい知識を広め、
周りの人たちをことごとく正しい行動に導いていくことがすごく大事だと思う。
特に2・3が大事です。
で、それでも、ボランティアという場合にも、次のオプションがあります。
■今回あまり話題にならない被災地にボランティアに行く。
実はアクセス手段もあるし被害も大きいのに、
話題にならず対応も遅れ苦しんでいる地域が出てきます。
阪神淡路では僕が入った西宮が
「被災地=神戸」的な世間の感覚の裏で苦しんでいたけど、
今回もたとえば千葉北部(旭)あたりは
その匂いがする(今日千葉社協より聴取)。
長野・新潟でも地震は起きたし(長野栄村は被害の全体像が見えないけど、
倒壊などは出ている)、話題の地域以外で人手を求めているところはあると思う。
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その防災コンサルタントの方はこうおっしゃって転載を快諾してくれました。
「心ある多くの人の善意で多くの被災者の方が
少しでも早く心の安寧を取戻して欲しい」
また友人の言葉の転載ですが
「できることを、できるひとが、できることから行動すること。
ひとつでも、悲しみが増えないように。」
自分もこれが早期復興への近道だと考えています。
しかし、被災地の復興には非常に長い時間がかかるものだと思います。
支援が必要なのは今だけでは無いよね。
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以上転載
これくらいの少しの事でも力になれればと思います。
出来ることからしよう、ひとまずやっているヤシマ作戦は続行です。
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